西日本豪雨災害支援(広島)   (特別レポート)

2018/07/11

長崎 JCの「本気」の災害支援

 

西日本を中心に継続的に降り続いた豪雨災害により、お亡くなりになられました方々に衷心より哀悼の意を表するとともに、被災されました全ての方々にお見舞いを申し上げます。

 

去る7月11日(水)、友好JCである一般社団法人広島青年会議所(広島JC)の要請を受け、長崎青年会議所(長崎JC)の光冨理事長及び山下専務理事とともに、4400個の土嚢袋、2Lの水90本を持って災害支援に行って参りました。当日は、まだ高速道路が通行止めされている区間があり、現地まで相当時間が掛かりましたが、広島JCの龍永理事長にお出迎えいただき、支援物資を手渡しすることができました。現在、広島では土嚢袋を入手することが非常に難しくなっているようで、とても喜んでいただきました。

 

本来であれば、青年会議所の災害支援は、被災地の各地区・ブロック協議会が中心となって行っておりますので、直接の連絡及び支援などについては、復旧への混乱を招く恐れがありますので、静観するなど配慮が必要です。今回は、友好JCからの要請ということで例外だったと思っております。

 

私事ではございますが、入会2年目で熊本地震の復興支援を経験させていただき、更に昨年は長崎ブロック協議会の災害関連委員長として、平成29年九州北部豪雨災害の支援を経験させていただきました。青年会議所の迅速で的確な災害支援は、災害支援の最前線にいる社会福祉協議会からも大変評価をしていただいており、昨年長崎JCとしても災害時相互協力協定を締結し、長崎市総合防災訓練にも積極的に参加しております。今後も長崎 JCは、九州地区・長崎ブロック協議会を通じて、被災地の青年会議所からの支援ニーズを収集し、情報共有はもちろんのこと、被災地支援に必要な災害支援体制を整えていくと思います。

 

結びとなりますが、今回の災害支援を通して、光冨理事長の「本気」の想いを非常に強く体感できた支援となりました。今回の経験を、今後のJC活動に必ず活かして参ります。最後になりますが、長崎 JCのメンバーとして被災地に心を寄せ、一日も早い被災地の復興と被災された方々の生活再建を祈念致します。

 

(広報委員会 川原倫彦)