関係諸団体の皆様におかれましては未曾有の災禍の中、一丸となって難局に立ち向かわれていることと拝察致します。又、医療関係者を始め、感染症対応の最前線で日夜ご尽力いただいている全ての皆様に対して心より御礼申し上げます。

昨年の初めよりコロナ禍が始まり、多くの催し物やイベントが中止となる中、皆様方も大変な一年を過ごされたかと存じます。当会議所も事業計画の大幅な変更をしつつ、今求められていることは何かという視点で、次亜塩素酸水の無料配布やマスクの寄付、献血活動等を行わせていただきました。又、仕事や生活のあり方が変化する中、青年会議所のニューノーマルな事業や運動のかたちを探し求める日々でした。

そして本年もコロナ禍の中で始まりました。関係諸団体の皆様をお招きして盛大に開催する、毎年恒例の新年互礼会も中止となり、皆様との新年の賀詞交換ができないことは本当に残念でなりません。しかしながら、一刻も早くコロナ禍が終わることを祈りつつ、今はWithコロナの中で新たな挑戦をしていくことが私達のできる長崎への貢献だと思っております。

2021年は長崎も大きく変わる年となると思います。開港450周年、 MICE施設「出島メッセ長崎」開業、九州新幹線西九州ルート開業一年前等、挙げればきりがありませんが、関係者の皆様方と新しい長崎を創っていきたいと思っております。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。