理事長所信Belief

2020年度理事長峰 昇平
2020年度理事長峰 昇平

「きっかけ」
  「長崎青年会議所っていう若手の経営者とかがボランティアとかする集まりのあるとけど入ってみん?人脈広がるかもよ。」
  青年会議所がどういうところで、何をしている組織なのか、何も知らない私が先輩から初めて入会を勧められた時の言葉です。人脈が広がるなら損はないかと思い軽い気持ちで入会することに決めました。入会してからは圧倒されることの連続。本当にこのまま続けていけるのか不安のほうが大きかったと思います。そんな私がここまでやってこられたのは、人と人との繋がりを強く感じることができたからに他なりません。先輩方や後輩達、多くの出会いがあったからこそ様々な機会に挑戦でき乗り越えることができました。ここまでの道を作っていただいたことに感謝するとともに、歴史と伝統ある組織をつないでいく気概と覚悟を持ち、本年で68年目を迎える長崎青年会議所をスタートさせます。
  一人の力は微力でも、多くの仲間が集まれば想像を超えるほどの力を発揮できることを私は青年会議所で身を持って感じることができました。皆さんにもその力を感じて欲しいと思います。やれる人だけ、やりたい人だけに任せるのではなく、全員でやる。英知と勇気と情熱を集結させ、長崎のまちのために行動していきましょう。

「まちの活性化」
  長崎のまちには他の都市にも引けを取らない素晴らしい歴史や文化があります。その一方、人口減少など多くの問題が浮き彫りになっています。長崎青年会議所がまちづくりを行っているうえで、まちの魅力を発信していくのか、問題提起をしていくのか、様々な角度から事業構築が考えられます。その中で私達が忘れてはいけないのが、「何をするのか」ではなく「何が求められているのか」という部分ではないでしょうか。そのためにはまず私達自身が長崎の現状や行政の動向などを調査・研究し十分に議論することが必要であり、求められている事業を地域に対して起こしてこそ多くの賛同を得ることができ大きな成果をもたらすのだと思います。長崎青年会議所らしさを出しながらも、しっかりと地域のニーズを捉えたまちづくりを展開し地域の方々を巻き込んでいきましょう。

「未来へ」
  未来を担う子ども達の育成も私達青年世代の使命ではないかと考えます。情報化の発展、グローバル化などの社会の変化によって、子ども達を取り巻く環境は私が子どもの頃とは比べものにならないくらい変わってしまっています。様々な情報が手軽に入手できるようになり利便性は向上したのは事実です。しかしその反面、今の子ども達は達成感を得られるような実体験をする機会が少なくなっているように感じます。何かの目標に向かって挑戦しその目標を達成できた時、人は自信を持てるようになるのだと思います。それは子どもでも同じで、目標達成に向けて挑戦する機会が多ければ多いほど大きな自信へと繋がり、自信を持つことこそが強く生きる力となって夢や希望をもたらすのではないでしょうか。子ども達が自発的に物事に挑戦し、やり遂げようとする心を育んでいきましょう。

「伝播の強化」
  長崎青年会議所は67年という長い歴史と伝統を紡いでいる組織です。しかし、地域に対していざ長崎青年会議所というものを出した時、まだまだ地域に根差しておらず、認知度が十分でないということに気付かされます。だからと言って、認知してもらうための広報ばかりに目を向けるのは現実的ではないように感じます。やはり私達は地域に対して様々な運動を起こしていくこと、そしてその運動をもって戦略的に地域に対して情報を伝播していくことが広報として重要ではないでしょうか。どんなに素晴らしい事業を展開しても、地域の方々に共感していただかなければ広がりを生むことはできません。情報発信の手法も多様化し、どんな情報でも手に入れることができる時代の中で、「伝える」だけの情報発信ではなく、地域の方々に自ら情報を掴んでいただけるような「伝わる」ための情報発信を意識して長崎青年会議所のファンを増やしていきましょう。

「会員として」
  青年会議所の魅力の1つとして多くの機会の提供があります。機会は全員が平等に与えられているものですが、現状はその機会を逃している会員が多いのではないでしょうか。機会は掴もうとすればするほど大変な部分もありますが、掴んだ先にある多くの学びや出会いは必ず自分自身の成長につながります。限られた時間の中で与えられた機会を自らが積極的に掴みにいって欲しいと思います。又、機会を掴んで頑張っている会員を組織としてしっかりとバックアップしていくことが重要です。
  長崎青年会議所が地域に必要とされる組織であるためには、会員一人ひとりが長崎青年会議所に所属しているという自覚と誇りを持ち、リーダーシップを取れる魅力ある人材になることが重要ではないでしょうか。又、入会年数や在籍期間の短い会員が増える中で、青年会議所活動・運動をしっかりと理解して何事にも積極的に取り組んでいくためにも、会員の資質向上は必要不可欠です。「青年の学び舎」ともいわれる青年会議所において、多くの学びの機会の中で自己成長に努めていきましょう。そして自己成長を遂げた中で、地域、会社、家庭においても還元できるような人材になって欲しいと思います。
  長崎青年会議所は年齢や職種の違う様々な会員が在籍し活動・運動を行っている訳ですから、会員一人ひとりの取り組み方、関わり方というものに違いがあるのは当然です。しかし、違いがあったとしても活動・運動を一緒になって行っている仲間です。仲間のことを想ってお互いが助け合うためにも、会員同士が相互理解を深めることはとても大事なことではないでしょうか。青年会議所活動の中には交流の機会が溢れています。交流の機会の中で相互理解を深め、全員が利他の心を持って活動することでより組織として一枚岩になっていきましょう。

「例会について」
  長崎青年会議所は定款において月1回以上の例会を開催すること、会員資格規則によって例会に欠席する会員についての重い処分が定められています。だからと言って「例会出席は義務だから必ず来い」というのはあまりに雑だと思いますが、それだけ例会というものが青年会議所にとって重要な位置付けであるということを認識して欲しいと思います。月に一度全員が一堂に会し、組織の方向性を確認する。とても重要で貴重な時間です。しかし、それだけではなく、それと同時に仲間と集まることによって生まれる新たな気付きや価値観、組織の結束というものを肌で感じていただきたいと思います。「行かなければならない」ではなく、興味を持って「行きたい」と思える例会づくりに挑戦し、組織の結束を強いものにしていきましょう。

「組織の要」
  長崎青年会議所は連綿と受け継がれてきた組織運営を継承し、ブラッシュアップを繰り返しながら厳格な組織運営を行っています。青年会議所は物事を会議において決定し事業を実施している訳ですから、時代に即した組織運営の強化は必要不可欠です。厳格な組織運営の中で会議をするからこそ、緊張感のある議論の場となりより良い事業の構築へとつながるのではないでしょうか。事業を実施するまでの過程を厳しいと捉えず、絶好の学びの機会と捉え取り組んで欲しいと思います。又、厳格な組織運営をする一方で、ルールや仕組みの緻密さによって青年経済人らしい発想力などを妨げてしまっている部分もあるように感じます。厳格さは維持しながらもルールや仕組みは柔軟さをもって地域に対して十二分に力を発揮できるよう組織力を高めていきましょう。

「会員拡大」
  近年、長崎青年会議所の会員数の減少は顕著であり仲間を増やすことが急務な中、本年度は会員拡大の担当ラインを設置しないことを決めました。これは決して会員拡大そのものを軽んじているものではありません。仲間を増やすということは私達組織にとって必要不可欠な運動であり永遠のテーマです。だからこそ会員一人ひとりが自分事と捉え取り組んでいく必要があります。地域を良くしようとどれだけ高い理念を掲げた組織であっても、そこに人が集まらなければ意味はありません。「青年会議所がどんな団体なのか」、「青年会議所の魅力とは何か」、一人ひとりがしっかりと考え、自分自身の言葉で相手に伝えられるようにならなければなりません。又、会員拡大は入れることが目的ではなく、仲間になってもらうことで完結するのだと思います。会員数の減少はさることながら、退会者の増加という問題に私は非常に危機感を抱いております。入れて終わるのではなく、しっかりフォローし仲間にする。当然のことではありますが、会員拡大というものを今一度見つめ直し未来に繋げていきましょう。

「仲間へ」
  青年会議所活動・運動において「まじめに、楽しく」という気持ちを忘れないで欲しいと思います。まじめにするだけだと楽しくないし、ただ楽しむだけでもだめだと思います。やるときはとことんやって、楽しむときはとことんはじける。このメリハリが大事ではないでしょうか。確かに大変なことや辛いこと、楽しむことに余裕が持てない時もあると思います。しかし一人でそれを背負う必要はありません。一緒になって考え、行動する仲間がいます。一人ではなく仲間と一緒になって苦楽をともにすることでより一層の楽しさが見いだせるのです。自分自身が楽しむからこそ何事にも積極的に挑戦でき、組織が楽しそうに見えるからこそ周囲に魅力を感じて貰え、盛り上がっている組織だからこそ地域を巻き込んだ運動ができるのだと私は思います。
  長崎青年会議所はまだまだやれる。「百万一心」力を合わせ全員で一丸となって進んでいきましょう!!

各室運営方針
Manadement Policy

  • 副理事長運営方針

    副理事長
    野田 剛士
      現在、長崎は九州新幹線、MICE、クルーズ船の増加、世界遺産登録などのプラス要因がある中で交流人口は増加していますが、進学・就職時の県外流出を主な原因とする社会減は続いています。仕事がないと言いますが、長崎の多くの業種において人材不足で採用難とも言われます。市民に対して郷土愛をより強く醸成する取り組みも社会減に効果がありますし、交流人口の増加にも大切なことです。しかし、加えてもっと直接的なアプローチも必要なのかもしれません。行政とは違い、自由な発想を持つ我々がすべきことがあるのでないでしょうか。これも含めて、先輩方が創ってきた歴史に新しい風を取り入れながら、現代のニーズを調査・研究し、これからの長崎に必要とされる運動を構築していく必要があります。長崎JCでまちづくりに関する委員会が2委員会組織されるのは数年ぶりです。会員数が減少する中、今、まちづくりが重要だということの表れだと思います。これからのまちづくりは今よりももっと市民や行政を巻き込み、長崎の心を一つにして進めていかねばなりません。そのためにも、市民により長崎JCという団体とその運動を認知していただく努力が必要です。ひいてはこれが会員拡大にも繋がっていくものと思います。
      我々が失敗しても長崎はなくなりません。しかし我々が挑戦をやめたら長崎に未来はありません。日を、力を、心を同じうする「百万一心」の心で一年間思いきり邁進します。

    地域室運営方針

    室長
    馬郡 啓
      長崎は2021年には開港450周年を迎える国際交流豊かな「まち」です。開港より国内外問わず多くの人々が長崎に訪れたことで生まれた歴史、文化が今も長崎の「まち」に根付いています。それにより交流人口は増加していますが、2018年の人口流出は全国最下位という残念な結果となりました。この現実を受け止め、先輩方が築いたまちづくり運動をより良いものにしていくとともに、魅力の溢れた「まち」を醸成することが必要です。
      まず行政の動向、現代のニーズを把握して、私達に現在何が求められているかを調査・研究します。そして、会員一人ひとりがその結果を共有しどうすれば魅力溢れた「まち」を醸成できるか、市民や行政と一体となってまちづくり事業を行います。又、これまで先輩方が築いたまちづくり運動に関しても「まち」の活性化につながる新たな可能性を見出だし、長崎に潜在している魅力を多くの人達に知っていただき一人でも多くまちづくりに対して能動的な人が増えるよう取り組んで参ります。更に、これらの事業を行政、市民を巻き込んで行い、今まで以上に長崎JCが地域に認知され必要不可欠な存在になるよう取り組みます。
      会員一人ひとりが郷土愛に溢れた地域のリーダーとして、日々役割を考え行動していくことで「まち」が活性化され、訪れる人が増え、「まち」への愛着、誇りが高まり、魅力の溢れた長崎が創られると確信しております。そのためにも地域室が心を一つに邁進します。

    まちづくり委員会事業計画書

    委員長
    髙橋 慧真

    基本方針「長崎を住みやすいより素敵なまちにするために」
      近年、長崎では産業革命遺産、長崎の教会群とキリスト教関連遺産の世界遺産登録やクルーズ船の増加により、観光都市として観光産業は発展しています。その一方で、地域経済の衰退といった問題も抱えています。多種多様な強みと弱みを抱える長崎で、長崎のリーダーとなるために、これからの地域に何を求められ、どのように貢献していかないといけないのかを知り運動を起こしていく必要があります。
      まず、長崎の持つ潜在的観光資源、地域経済に関して、行政や関係各所に対話を通じた調査を行います。同様に市民や正会員にも各種調査を行います。そして、県や市から公表されているデータでは捉えきれない細やかな市民の声を集めていきます。そこから地域経済の改善点を深堀し、どうすれば市民や観光客に長崎の魅力と価値を認識してもらい地域経済への意識変革につながるのか研究を行っていきます。更に正会員全員に定期的に調査結果を報告する機会を設け、一人ひとりの地域への関心や更なる意識向上も図ります。又、この調査結果を受け、市民が地域経済の活性化に対してより興味と関心を持ち、長崎の未来に夢と希望を抱いてもらい、将来を担う若者達に長崎で働きたいと思っていただける事業を行います。この事業においては、長崎JC全員が一丸となって市民に長崎の現状と未来を伝播していくことで、誰もが当事者意識を持ち行動していけるような長崎を創造して参ります。最後に調査研究結果、並びに事業により得た貴重な声や体験、意識変革の結果を基に地域経済の活性化を実現させるために必要な行動を長崎市に提言します。
      今、長崎JCに地域のリーダーとして何が求められているのかを把握し市民も巻き込んでいくことで、市民に長崎の経済に関する理解を深め、そして魅力ある働きやすく住みやすい素敵なまちづくりになるよう邁進して参ります。

    活性化委員会事業計画書

    委員長
    中山 博惠

    基本方針「新時代の観光都市長崎を目指して」
      長崎は鎖国時代より「和・華・蘭」と呼ばれる独自の長崎文化とともに国際交流のまちとして繁栄してきました。そのような歴史の中で根付いた独自の長崎文化を地域の財産として誇れるよう市民に認識していただくことが重要です。又、長崎は2021年には開港450周年を迎えます。今後も国際色豊かな長崎を活性化させるためには長崎JCと地域が共通の意識を持ち、観光客も巻きこみながら長崎の魅力を発信・創造することが重要です。
      本年度の活性化委員会では、これまで長崎JCが長崎のリーダーという意識を持って行ってきたまちづくり運動を基盤として、より地域から求められる地域活性化運動を推進していきます。今までより更に行政や他団体と協力し、一般市民や観光客と正会員が一緒に楽しみながらまちづくりを通して積極的な交流を図っていきます。又、一般市民より広くボランティアを募集し、共に事業を盛り上げるとともに市民のまちづくりに対する当事者意識を醸成します。そして、長崎JCの諸先輩方が築き、蓄積された多くの知恵や経験を活かし、古き良き長崎独自の文化である「和・華・蘭」を多くの市民や観光客と共に感じ、長崎の更なる魅力を伝播していきます。又、港がつないだ国際交流のまち長崎において、多くの市民や観光客と共に開港が450周年の記念すべき年を祝えるよう準備していくとともに、改めて長崎の港と海のすばらしさを感じられるような機会にします。これらの取り組みを通して「新時代の観光都市長崎」を見据えたまちづくりについて、市民や正会員が当事者意識を持って行動するまちを作っていきます。
      一人でも多くの市民が長崎の歴史・観光資源の魅力を深く知り、共有することにより新時代を構築していく一歩になります。又、それらを長崎JCだけではなく、積極的に広く発信していくことで更に長崎のまちを活性化できるよう邁進して参ります。

  • 副理事長運営方針

    副理事長
    仲田 留奈
      21世紀、情報、技術、知識を基盤とする社会に突入しました。現代を生きる子ども達もそれに合わせて情報を読み取る力、取捨選択する力、発想する力が求められています。そのためには、様々な体験や多くの人とのふれあいの中から他者と自己を比較しアイデンティティを確立させることが重要です。しかし、実際は、小さなコミュニティーの中で生きているため、大人達の考えに左右され、現実主義的な子どもが増えているのが現実です。
      我々が地域の子ども達にすべきことは、様々な実体験を与え、子ども達がワクワクできる空間を作ることです。そして、子ども達が大きな声で自分の夢を語り、そしてその夢が大きければ大きいほど、我々は応援する環境を作ってあげなければなりません。我々が、子ども達にとっての憧れの大人となり、子ども達が新しい時代を生き抜き、地域を牽引する人材となるべく、その育成に責任を持って果たす必要があります。又、労働人口の流出が著しい長崎において、新しいアイデアを持ち、それを企画し実行できる若い世代を育成することで、今後の長崎の経済の発展に繋がります。そのためにも、長崎JCは積極的に若い世代とコンタクトを取り、広い視野で未来を見据えた事業を構築することが必要です。
      長崎JCが「百万一心」の信念のもと一致団結し、今後の新しい長崎の発展、未来創造の礎となるべく勇往邁進して参ります。

    未来室運営方針

    室長
    山口 知宏
      インターネットや情報端末の普及により子ども達を取り巻く環境は大きく変化し、必要な情報が簡単に手に入る便利な世の中となった反面、コミュニケーション能力の低下が危惧されています。又、長崎市において転出超過数がワースト1位を記録し、経済が冷え込むなど若い世代にとって良い環境が整っているとは言えません。子ども達、若い世代が明るい未来を想像できるよう我々が行動を起こし、新しい長崎を創造することが必要です。
      まずは、子ども達が様々な体験を通じて一生懸命に物事をやり遂げること、その大切さを学ぶための環境づくりを行います。その中で、子ども達の夢を育み、応援し、諦めずやり遂げることで自信をつけさせ、子ども達が自分の未来にワクワクできる機会を提供します。実体験を通じて子ども達に自分らしく社会を生き抜く力を醸成させ、どんな環境下でも生きていける力を育みます。又、増加した交流人口を最大限活かし、長崎の未来を見据えてより良い地域経済へとつなげられるよう、若い世代と意見を交わし、新しいアイディアや、手法を洗練し、今後の長崎の発展に寄与できるような人材を育成する取り組みを実施します。
      子ども達、若い世代の人達が、地域のことを自ら考え、自発的に挑戦する過程で力強く成長することで、長崎の発展に寄与できるような人材が育成されます。「百万一心」の信念のもと、未来室そして事業に携わった全ての人達と力を合わせ長崎の未来を切り開いて参ります。

    青少年育成委員会事業計画書

    委員長
    森田 眞源

    基本方針「心を心でつなげよう。信じて本音で伝えよう。」
      情報化社会が進み、SNSやWebサイトで表面的には人とつながりやすくなった反面、若い世代が地域の人々と実際に会い、互いに責任感を持って本音で語り合う経験は減少しています。又、若い世代の人口流出の問題を抱える長崎において、長崎を愛する思いを高める教育が産官学で実施されています。そして、数々の青少年育成事業を行ってきたJCが、長崎の住民と若い世代の間に深いつながりを育むための行動を起こす必要があります。
      まずは、長崎市の若い世代と連携して、増加した長崎市の交流人口を最大限に活かして、より良い地域経済へとつなげられるよう、若者達と県を交わし、若者達ならではの新しいアイディアや、今までになかった手法を洗練し、今後の長崎の発展に寄与できるような人材を育成する取り組みを実施します。又、長崎市の若い世代と共にアイディアを出し合い、子ども達が自分の責任で自由に行動する力を育むための体験の機会を設けます。子ども達は大人や若者から見守られながら、試行錯誤しつつ色々な体験に向き合い、子ども達は、経験を通して自然に大人や若者と深いつながりを持ち、自立心のある人材へと成長します。更に、若者に対して、困難な挑戦を成し遂げ世界で活躍する人達と対話の機会を設けます。そのことで、若者が自発的に挑戦し、やり遂げようとする心を育みます。又、若者が長崎を愛する思いを高め、長崎で暮らす大人達との間に信頼関係を醸成するために、長崎の地域で活躍する人達が、これまで様々な挑戦や体験を通して、アイデンティティを確立していった体験談を伝え、長崎に暮らす魅力や生きがいを若者と語り合います。
      若者達や子ども達が人々と本気で向き合い、自発的に挑戦し、やり遂げようとする力をつけることで、長崎は明るい豊かな社会へと近づきます。そのために、委員会メンバーが一致団結して「百万一心」の信念のもと、長崎の未来の可能性を全力で応援していきます。

  • 副理事長運営方針

    副理事長
    田添 太一
      戦後の復興に端を発したJC運動も三つの元号を跨ぎ、長い歴史と深い伝統が現代まで継承されました。時代の移り変わりによる社会変化の度にJCは時に即した行動を起こしてきましたが、この運動の源は未来を担う青年としての使命感と自己研鑚への意欲が礎となり、受け継がれてきていることに今も変わりはありません。我々はこれからもより良い社会を構築していくために会員個々が自身を磨き続け、それぞれの力を合わせていく必要があります。長崎JCがこれからも地域に対し運動を展開していく上で、まずはリーダーとなるべき我々の資質が確かなもでなければなりません。そのために、魅力ある学びの機会の提供に努め、一つの学びに触れることで次の学びへの意欲を生み、永続的に自己成長を求める主体的な人材の育成を目指していきます。又、人の成長のためには他者との関わりが大変重要です。多種多様な経験を持つ会員同士が様々な会話や取り組みの中から多角的に学ぶことで、社会に対し能動的行動ができる品格ある青年経済人の育成に努めます。本年度はこれらを包括的な取り組みとし、会員の自由闊達なJC活動のための場を構築していきます。
      混沌とした時代だからこそ社会は主体的・能動的に行動することのできる人材を必要とします。我々の活動・運動が地域に対し手本となり、多くの市民に共感を得ることができるよう「百万一心」の精神でLOM一丸となり行動を起こしていきます。

    会員室運営方針

    会員室長
    中村 伸一郎
      長崎JCは67年の年月の中「明るい豊かな社会」の実現のため、活動・運動を行ってきました。これからも更に目まぐるしく変化する地域情勢や多様化の時代に応じて、対応し得る正しい考え方と行動力を身につけた個の確立が必要とされ、そのために一人ひとりが地域のリーダーとなるべく自己研鑽と幅広い人脈形成を行い、主体的行動や能動的行動の意識を醸成し、社会や地域に必要とされる人材育成・形成が必要不可欠です。
      まず開発委員会として一人ひとりの成長に着目し主体的行動とリーダーシップスキルを学べる機会を提供していきます。又、理論を超越し人間的魅力を兼ね備えた指導者としての開発に努めます。そのために、日頃の各委員長のリーダーとしての姿勢や態度への指導も各室と連携しながら合わせて行っていきます。交流委員会は人脈形成を行える環境を会員に提供します。そのために特別会員や外部の方々を多数お呼びし、事業対象者に対して能動的に接することができる環境を構築します。そして前例を踏襲せず、枠に捉われない工夫を考察し、時代に合った事業を展開して参ります。
      個人の成長なくして、団体の成長はあり得ません。会員一人ひとりが地域の課題に主体的に取り組むことで地域に必要とされるリーダーとして成長し、幅広い人脈環境の中、何事にも能動的に接することで「明るい豊かな社会」の実現の一助と成り得る人材を育成します。

    交流委員会事業計画書

    委員長
    南原 淳一

    基本方針「未来に向けた交流」
      我々正会員が長崎JCの活動・運動に邁進できるのは、諸先輩方が築いてきた意識改革の実績や地域からの信頼があること、更に、それらを継承し実践する同じ志を持った仲間との絆があるからに他なりません。そして、その礎には必ず交流があります。交流は全ての社会活動に通ずる原動力となり、深める程自己研鑽や人脈形成を確かのものにします。特別会員や正会員の関係性が希薄な時代だからこそ能動的に交流できる機会が必要不可欠です。
      まず、会員全体の交流を図ることを前提に、新年互礼会では特別会員や来賓へ感謝の気持ちを持ち続け、未来に向けての我々の活動・運動へのご理解とご協力をいただける機会を構築します。そのために、正会員には新年互礼会の意義を伝え、目的を理解してもらい、多数の動員をいただける工夫を行います。次に、初老祝賀会では過去最多数の特別会員をお呼びし、初老を迎えられる正会員を盛大にお祝いします。同時に、正会員同士や特別会員との貴重な交流の場として、個人のコミュニケーション能力によって差が生じぬよう仕組みを考察し、参加者全員が有意義な時間を共有できるよう工夫を凝らします。更に、卒業式及び送る夕べでは交流委員会の集大成として卒業正会員に対し感謝、お祝いは元よりこれまで長崎JCに残していただいた功績を称え振り返ります。又、卒業後も様々な活動・運動にご協力、ご支援をいただける工夫を施し、卒業正会員の花道を盛大に飾るべく、委員会の垣根を越えた事業を構築します。3つの事業を実行する中で、正会員同士の情報の共有や連携を十分に行い、同時に正会員の横の繋がりも強化していきます。
      広く深い交流を行うことは正会員一人ひとりの資質向上につながり、ひいては、組織力の強化につながります。長崎JCが未来の「明るい豊かな社会」の創造に向けて確かな歩みを進めることができるよう百万一心の精神で邁進していきます。

    開発委員会事業計画書

    委員長
    國枝 政晃

    基本方針「オピニオンリーダーとしての使命感の醸成」
      67年間で多くのオピニオンリーダーを輩出してきた長崎JCは、今後も地域のために重要な役 割を担い、地域の発展に対して影響力を持つ人材を育てていかなければなりません。しかし、近年、会員数の減少やJC歴が浅い会員が増え、多くの同志を求めるとともにJC活動の意義への理解が必要とされています。会員個々が多様化する時代に求められる行動力を認識し、未来を任される青 年として使命感を抱き、自己成長していかなければなりません。
      まず正会員・拡大対象者に向けて、何事にも主体的に行動し成功を収めている方の事例を学び、 オピニオンリーダーとしての素質を身につける機会を提供します。正会員へはJC内だけの考え方に捉われず、見聞を広げ、自己成長への意欲を引き出します。又、拡大対象者へは入会のきっかけを創出し、長崎JCの組織力の向上へとつなげます。次に、仮入会員にはJCの基本理念を学んでいただき、正会員には再認識し意識を高めていただく機会を提供します。地域に必要とされるオピニオンリーダーとなるためへの自己成長は、JC活動・運動への参加によって成し遂げることがで きるため、能動的に参加する姿勢を促します。更に新入会員には、自らが率先して事業計画から実施まで取り組む機会を提供し、入会初年度だからこそ生まれる新しい考え方を存分に活かし、自由闊達な議論を行いながら絆を深めていただきます。又、正会員も新入会員の良き助言者として携わり、先人達が培ってきた英知と勇気と情熱を伝承していただくことで、それぞれの立場での担いの中から会員個々の更なる成長を目指します。
      様々な学びを得たJAYCEEが自己成長を遂げ、その経験を地域に還元することで、地域の発 展のために新しい風を吹かせるオピニオンリーダーとなり、今後のより良い社会のための運動を起こしていきます。

  • 副理事長運営方針

    副理事長
    赤瀬 直樹
      長崎JCは67年間もの間、長崎の永続的な繁栄に向けて様々な事業を展開して参りまし た。今までに諸先輩方が英知と勇気と情熱を持って築き上げた歴史を継承し、これからも地域から必要とされる団体であり続けるためには、青年会議所の理念でもある、明るい豊かな社会の実現に向けて長崎JCがやるべきことを今一度考え、全会員が同じ方向性を持って活動・運動を展開するための強固な組織づくりが必要です。
      会員はそれぞれの委員会に配属され、活動を行っていますが、異業種で構成されている我々の団体はJC活動と同時に社業に励み、大変忙しい日々を送っています。その様な状況の中、会員一人ひとりが一同の会する場へと自ら積極的に参加し、理事長の想いを受けとめ、会員同士が理念や伝統を受け継ぎ、会員相互の意見交換、会員の友好及び意識高揚、長崎JCが目指す運動の方向性や政策を再確認する場を提供することが大切です。目的意識を持って、自ら考え、自ら行動する。他力本願ではなく、個々が当事者意識を持った組織はより強く成長します。
      今まで以上に会員一人ひとりが自己成長することで、長崎JCは地域から信頼を得続け、 これから更に必要とされる団体となります。全会員が「百万一心」の精神で活動・運動へつなげられるよう努めて参ります。

    戦略室運営方針

    戦略室長
    安藤 嘉英
      長崎JCはこれまで、会員間の強い連帯感のもと様々な活動・運動を展開してきました。しかし、会員同士の意見交換や情報交換を行う場への参画意識の希薄化などが起因し、連帯感が薄れ、組織力の低下が懸念されます。長崎JCがこれからも地域に必要とされる団体であり続けるためには、改めて全会員が共通の理念のもと組織が目指す方向性を認識し、連帯感を醸成していくための強固な組織づくりが必要です。
      戦略室では、会員が一堂に会して理事長の思いを受け止め、組織の方向性を確認することで意識を統一し、自己成長するための規律ある場を提供するとともに、当事者意識を持って自ら積極的に参画するように会員の意識を戦略的に変革していきます。その中で、会員同士が情報を共有し、楽しみながら交流を行い、絆を深めていく事で利他の心を育み、一枚岩となって活動していくための団結力を培います。又、対外にJC運動とその魅力をお伝えし、理解していただく機会を設けることで新たな仲間づくりとJC活動を積極的に行うための環境づくりにつなげ、組織としての基盤づくりを精力的に行って参ります。
      長崎JCの連帯感を高め、組織力を向上されることで、より質の高い魅力的な事業を構築でき、ひいては地域社会への発信力、影響力が大きくなると確信しています。よって、戦略室は、長崎JCが最大限に力を発揮できるような、組織力の強化に邁進して参ります。

    例会委員会事業計画書

    委員長
    山口 潤

    基本方針「時代とともに変わる新たな例会を目指して」
      長崎JCはこれまで、月に一度全会員が一堂に会する例会の場で組織の方向性を確認し、意識を統一することで連帯感を育み、それが地域社会への大きな発信力となっていました。しかし、近年、例会への会員の参画意識の希薄化が見受けられ、組織としての団結力の低下が懸念されます。そこで、時代のニーズに合った例会になるよう見つめなおし、長崎JCの連帯感を高めることで、強固な組織づくりを行う必要があります。
      まず、会員に規律ある例会の場で理事長の思いを受け止め、長崎JCの方向性や組織の政策を確認してもらい、例会の必要性を認識していただきます。又、当委員会が積極的に会員に働きかけ、会員の例会への参画意識を高めることで例会出席率の向上を目指します。更に、例会の場で伝統を大切に守りつつも、今の時代のニーズにあった企画・運営を行い会員の自己成長につなげるとともに、会員同士のこころの交流や情報の共有を行い、団結力を高めていきます。又、体外に長崎JCの運動とその魅力を伝える機会を設け、JCへの理解を深めていただき、新たな仲間作りにつなげ、組織基盤の強化を行います。更に、会員がJC活動を行う上で会員関係者への理解が必要不可欠であり、JCがどのような団体なのか理解していただけるように会員関係者を含めた例会を行います。会員の意識を統一し連帯感を高めるとともに情報の共有を図り、会員一人ひとりがJAYCEEとしての自信と誇りを持ち、自ら積極的に参画したいと思える例会の場を提供することで、戦略的に会員の例会やJC活動に対する意識を変革していきます。
      1年を通して会員が積極的に参画したいと思える例会を戦略的に企画・運営することで会員の連帯感を高め、組織力を向上させます。それが長崎JCの発展につながり、又、長崎の繁栄にもなるものと確信し精進して参ります。

  • 副理事長運営方針

    副理事長
    安中 忠司
      長崎JCでは、明るい豊かな社会の実現を目的に地域のために日頃から様々な活動・運動を行っております。又、活動内容を多様な媒体を用いて広く発信しております。しかし、現状では周囲に対する我々の活動の発信は十分とはいえません。JC運動は周囲を巻き込んでいくことが重要であり、そのためにも我々の活動を様々な方に知っていただく必要があります。又、JCには多くの学びの機会があります。より多くの正会員がその機会を得て、自己成長へとつなげることができるようにフォローをすることが重要です。
      まずは、我々の活動を地域の方々に伝えていくに当たり、多様化する情報発信の手段の中から効果的な手段を考えます。それは、ただ「伝える」だけの発信ではなく、地域の方々自らが情報を掴みにきてくれるというような「伝わる」情報発信を行います。これを基に長崎JCの活動について多くの方々に共感していただくことで、仲間となる会員の拡大にもつながります。又、JCの魅力の1つでもある多くの機会の提供を、メンバーが掴むためのフォローをすることで少しでも多くのメンバーの学びや成長の機会につなげて参ります。
      対内、対外問わず、我々の活動への参加を促すためには広報活動が重要であることをしっかりと考え、「百万一心」皆で協力し合い一体感を持って、より多くの方々へと伝播して参ります。

    伝播室運営方針

    伝播室長
    松島 雄大
      長崎JCでは、長崎のために日々活動・運動を行い、会員及び多くの市民に共感していただくために様々な媒体を用いて情報発信をして参りました。しかし、我々の活動・運動は地域に十分に浸透しておらず、対内、対外問わず、多くの人の共感を得るためには、より伝わる情報発信が必要です。又、JCには多くの学びの機会があります。多くの会員がその学びの機会を掴み、自己の成長につなげていただけるようにサポートすることが重要です。
      まずは広報活動を通して、会員同士が情報共有でき、JCの魅力を再認識できるような情報発信を行います。そして、長崎JCの活動をより多くの市民の方々に知っていただくために、我々の活動・運動をより正確に記録し、分かりやすく、伝わりやすい情報発信を目指します。又、長崎JCの魅力を対外へ広め、我々の活動・運動を1人でも多くの方々に共感していただくことで、新たな仲間となる会員の拡大活動にもつながります。更に、渉外活動として、各種大会で行われる学びの機会を、1人でも多くの会員に掴んでいただけるようにいち早く会員へ情報発信を行い、会員に対して参加を呼び掛けて参ります。
      我々の活動・運動を対外へ発信し伝播していくことで、多くの方々に共感していただくきっかけとなり、又、会員1人ひとりが多くの学びの機会を得て自己成長することが組織の成長につながり、更には、長崎JCが地域に必要とされる組織となると確信しています。

    渉外広報委員会事業計画書

    委員長
    髙田 昇裕

    基本方針「魅力を伝播することの大切さ」
      長崎JCは67年間の歴史の中で様々な活動を展開し地域へ向け発信して参りました。しかし、その認知度はまだ十分とは言えません。長崎JCがより認知され地域に必要とされる組織となるには、多様化する情報媒体を駆使しJC内外へ向けて「伝わる」情報発信をする必要があります。又、JCには多くの出会いや学びの機会があります。会員がその機会をより多く掴み、自己の成長につながるよう適切なサポートをしていくことが重要です。
      まずは広報活動において、長崎JCのWebサイトを組織ブランディングの軸となるべく更なる強化を図ります。活動内容を正確に記録し、Webユーザーのニーズを徹底解析しフィードバックした上で、会員や地域の方々が興味を持ち自ら掴みたくなる情報発信に努め、長崎JCの地域に対する情熱を随時配信していきます。又、会員拡大のための活動紹介動画を作成するとともに、長期的に使用できる広報誌を作成します。更に、日々の活動・運動をSNSを駆使して動画も交えタイムリーに発信し続けていきます。一方で渉外活動では、JCが提供する出会いの機会として重要な事業の一つである神戸JCとの定例会議において、本年度は長崎へお迎えして、先輩から受け継がれた熱き友情の歴史を継承すべく綿密な準備とおもてなしの心を持って懇親を深めます。更に、各種大会では開催意義と目的を全正会員にしっかりと伝え、出向者と連携を図り各大会の情報を迅速に収集、発信し、大会参加の魅力を感じていただきます。又、正確なスケジューリングを行い各委員会、事務局と連携してより多くの会員が参加しやすい環境を作り出向者支援に努めます。
      体験した者こそ感じ得るJC活動の魅力をJC内外へわかりやすく伝えていくことで、会員一人ひとりの成長の機会を増やし、更に、その活動を会員のみならず広く地域へ伝播し共感を得ることにより長崎JCは一枚岩となり、より地域に根差した活動を展開します。

  • 専務理事運営方針

    専務理事
    手塚 雄一朗
      長崎JCは明るい豊かな社会を築くため、常に組織がブラッシュアップを繰り返し、成長を続けていかなければなりません。多様に変化していく時代において、今後もその時代に即した価値観と幅広い視野を持った組織運営が求められています。長崎JCが今後も地域にとって必要とされ、信頼ある組織であり続けるためには、連綿と受け継がれた組織基盤を基に、今まで以上に柔軟で精度の高い運営体制の構築が必要です。
      長崎JCが地域社会においてより良い事業が実施できるよう、組織内部の運営から全力でバックアップをするとともに、会員一人ひとりが積極的に活動・運動に取り組むことができる環境を推進します。又、組織の中で培われた理念や規律を引き継ぎながらも会員に寄り添った柔軟な運営を目指し、コンプライアンスの遵守及び透明性の高い運用に取り組むことで、より効果的な運動のサポート体制の充実を図ります。そして、対外諸団体や行政と積極的に連携を図り情報を共有することで、更なるネットワークを構築するとともに交流を通して、会員の地域社会に対する意識醸成につなげます。
      組織力とは、個の能力と個の数の掛けあわせだと考えます。多くの仲間が集い、共に活動・運動に取り組むことができる厳格な組織運営のもと、「百万一心」会員一丸となって強固な組織を作ることで、今後も地域を巻き込んだ運動を展開できると確信しています。

    総務室運営方針

    総務室長
    鮎川 愛
      長崎JCが、長きにわたり地域に必要とされる団体として運動を展開し続けてきたのは単なる個人の集合体にとどまらず、全会員が同じ方向を向いて運動をしていくための確かな組織基盤が存在しているからです。今後も、会員一人ひとりが長崎JCの一員である誇りを持ち、地域に必要とされる団体として運動を展開していくためには、盤石な基盤を有する組織であり続けることだけでなく、時代や地域の変化に即して柔軟に対応する力が必要です。
      まず、組織の意思決定機関である総会や理事会運営、そして諸会議において、定款及び諸規程を熟知し、規律を守り会議体の効率的かつ円滑な運営を行います。又、各種会議の運営に必要な資料作成や記録の管理を正確に行い、会員がこれらの内容を確認し積極的に活用できる体制を整えます。そして、率先して各室との積極的な連携を図り、組織全体のスケジュールの連絡及び調整を行うとともに、会員間での正確な情報の共有を図ります。更に、これまで引き継がれてきた長崎JCの理念や規律を重んじながらもよりよい改善を重ね、組織運営に関する仕組みやルールについてよりよい手法を創出し柔軟な対応を行います。
      会員の活動を支えることは、組織力を強化することにつながり、ひいては個人と組織が共に成長して更に魅力に溢れる団体となることへと結びつきます。そして、全会員が「百万一心」の精神のもと一致団結し、最大限に力を発揮する組織となることを確信しています。

    総務委員会事業計画書

    委員長
    松本 考功

    基本方針「会員が一丸となるための土台を盤石に」
      長崎JCは長崎を豊かにするために、長年様々な活動を行って参りましたが、どのような活動を行う場合においても、その前提として運営基盤を構築し組織の土台を築くことが必要不可欠です。
      長崎JCが現在まで活動を行ってこられたのは、当然その土台として確固たる運営基盤を諸先輩方が維持構築されてきたために他なりません。この運営基盤をより確固たるものにして、会員が一丸となる土台を築く必要があります。まずは第68年度の長崎JCにおける活動指針を内外へ周知するため、事業計画書・収支予算書を正確に作成し、会員及び関係各所へ配布します。次に神戸JCとの「友好」を深める場として、神戸JC・長崎JC定例会議の円滑な運営を行います。又、定例会議においては、お互いの知見が広がるようなグループディスカッションを実施し、実りのある会議内容を構築します。総務・OBメールにおいては、定期的に開催し、会員に広く参加を呼び掛けスムーズな作業を行うとともに、参加会員の交流の場を提供します。そして、適切な出欠管理やスケジュール管理などが行えるようグループウェアの運営を行うとともに、会員が効率的にJC活動を行えるよう、具体的な利用方法について周知します。総会においては、定款や規則を遵守した厳格な議事進行を、適切に行います。理事会では各種議事資料を事前に電子配信し、円滑な会議運営を行うと共に、理事会後は会員が議事内容を適切に振り返れるように正確な議事録を作成します。そして、会員間相互の連絡が容易となるよう、会員名簿を作成します。更に、定期報告の義務を履行するため、事業報告書・会計報告書を作成します。
      確固たる運営基盤を維持構築することにより、会員がより長崎JCの活動を行いやすい土台を築けます。会員のJC活動をサポートすることで、長崎JCはその理念に向けて一丸となり取り組むことができ、長崎をより豊かにするために貢献できると確信します。

  • 常務理事運営方針

    常務理事
    小栁 真一
      長崎JCは、1952年の創立以来、明るい豊かな社会を築き上げるために、今日までJC活動を行っています。今後も、会員一人ひとりが更なる活動・運動を展開していくためには、今まで以上に手厚いサポートが求められます。又、長崎JCが今後も市民に必要とされる組織として進化を続けていくためには、会員一人ひとりがJC活動に邁進していく必要があり、そのためには会員の立場に立った運営体制の構築が必要です。
      組織の要である事務局と連携し、LOM全体のスケジュール把握や組織の方向性を理解し、専務理事の補佐を行います。又、組織のチェック機能として、コンプライアンス面・財政面においても、適正で透明性の高い精査を行います。又、LOM全体のパイプ役として各室の連携を深め、会員が活動・運動に専念できるような事務局づくりに努めることで、より効果的な活動・運動のサポート体制の充実を図ります。更には、対外に対する長崎JCの窓口となり、正確な情報の収集・発信を徹底し、会員が参加しやすい環境づくりを行います。一年間を通して組織のためになることを日々追求し、率先して行動を起こします。
      今後も事務局がしっかりと機能することで、盤石な組織運営が行われ、会員一人ひとりが「百万一心」のスローガンのもと、我々の住まう長崎を巻き込んだ活動・運動をより効果的に展開できると確信しています。

    事務局運営方針

    事務局長
    種田 和彦

    基本方針「組織力を高めるための事務局運営」
      1952年に産声を上げた長崎JCは、明るい豊かな社会を実現するため、様々なJC運動を展開してきました。その歩みを継承し、運動の継続により積み重ねられた伝統と誇りを維持・発展させ、次代へ引き継がねばなりません。地域に信頼され必要とされる組織となるためには、会員の繋がりを一層強固にし、会員一人ひとりがJC活動を円滑にできるよう、会員の立場に寄り添った運営体制の構築が必要です。
      まず、事務局長として事務局次長及び事務局員と一丸となり、専務理事や常務理事と連携を密に図った上で理事長をサポートする体制を構築し、円滑な事務局業務に努めて参ります。各理事・役員との連携を図りながら、各事業が円滑に推進されるよう支援するとともに、各委員会の事業が会員の会費で賄われていることを念頭に置き、常務理事による財政面の透明性確保の補佐に尽力致します。又、長崎JCの事業を決定する理事会や、委員会活動の場にもなる事務局について、会員の皆様がより快適に使用できるよう、改善できる部分について真摯に耳を傾けながら、事務局作りに努めて参ります。更に、行政や地域団体、日本JC、各協議会及び他LOMと会員との架け橋となり、JC内外の正確な情報の収集・発信を行うとともに、各種事業に関し、会員が円滑に参画できるよう取り纏めを行います。そして、厄入り清祓いにおいては、厄入りを迎える会員の無事安泰を祈願するとともに厳粛な運営に寄与致します。これらを通じて、会員一人ひとりが質の高いJC活動ができるよう、年間を通した組織運営のサポートを展開して参ります。
      事務局が会員一人ひとりの下支えとなり、JC活動に集中することができるようサポートを行うことによって確かな礎を築き上げ、「百万一心」のスローガンのもと、地域に信頼され必要とされる組織へと発展することを確信しています。